塵のつもった日常

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3月11日はパンプス卒業を誓った日

 3月11日はヒールのある靴を2度と履かないと誓った日でした。震災当日、会社から家までの道のりを5センチヒールのブーツを履いて6時間ほどかけて帰りました。足がつり、腰は痛み、脚はぱんぱんに浮腫みしばらく歩けませんでした。(それと地震酔いで体がずっと震えてもう心身崩壊しそうだった) 

 この出来事があってから自分の足について何かおかしいと思うようになり調べた結果、足の異様さが分かりました。

 

  • 足の薬指はハンマートゥ
  • 軽めの外反母指、内反小趾
  • 偏平足
  • 足幅が平均以上に狭い。着地ワイズはD 空中ワイズはAAAA(4A)
  • かかとが平均以上に小さい
  • 甲が低い

 

足のサイズ

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この事実にたどり着いたときに、今までの靴のトラブルはこれが原因だったのかと納得しました。

  • 靴がパカパカする
  • 靴の中で足が前滑りする
  • 足の薬指の上にタコができる
  • 足の小指の裏にタコができる など

 

当時の私はまだ若かったので、おしゃれな靴を履きたい欲求があって卑弥呼やら百貨店で売っている靴をそれなりに履いていたのですが、自分の足にまったく合っていないという悲しい事実を知って、徐々にスニーカーへとシフトしていきました。

 

悲しい事実から2、3年くらいはローファーとかの甲がおおわれている靴を履いて自分のおしゃれ欲求と足の快適さと戦っていました。だけど、ある日を境にスニーカー一択になりました。

 

それは、引越しをしたから。

 

引っ越す前は通勤1時間程度でした。引っ越し後は2時間程度に伸びたため、足にかかる負担を減らすことにしました。それに、災害にあったら家に帰れないのはリスクとして想定していて、少しでも被災時の疲労を減らすにはスニーカーを履くのがいちばん良いと思いました。

 

若いころは会社に行くにはビジネスシューズを履くのが常識だったけど、時代の流れでスニーカーもオッケーになっているのは、とてもうれしい。(ここ数年、新入社員がスニーカーで会社に来ていてびっくりした)

 

スニーカーのみ履くようになって快適になったかといえば、完全にはなってないです。パンプスよりましだけど、スニーカーも完全には自分の足にはあっていません。自分の調べられる範囲で探したけど、結論「合う靴はない」という事実を受け入れるようにしています。悲しいけど。

 

3/11は地震と足が大変だったけど、足の健康について考えるきっかけになった転換点だったと、毎年思いながら過ごしています。