塵のつもった日常

日常を楽しむ思考と体験の記録 ※当サイトはPRを含みます。

知人との会話での気づき

最近みてよかったドラマや読んだ本からめぐりめぐって自分の中の気づきを得た話。

 

前回の話。

autumnblouverd.hateblo.jp

 

最近読んだ本と見たドラマが心の琴線にふれて、見たり読んだりした後にやってみよ〜と行動に移せることが増えた。

 

以前の私なら、うじうじ行ってみたいな〜と思いつつ、できない理由を並べ立ててやりたい気持ちを埋め立ててしまっていた。

 

行動できるようになったきっかけは、知り合いと趣味の話をしたこと。会話の中で趣味の話になって、趣味を聞かれたので答えたら、芸術的な趣味ですねと言われて。

 

お世辞というか、大袈裟にも捉えられちゃったなと思った。でも、他の人からしてみれば、読書、お絵描き、文を書くのは芸術に分類されるのか、と目から鱗だった。(ちなみに、その知人の人は私からみればめちゃくちゃアウトドアな趣味の人に映った)

 

そのあとその言葉を咀嚼して行った時に、芸術的というよりも、手を動かすのが好きなのか?と思って思い返すと、いままでハマってみたことをリストアップしたら記憶が呼び戻されたものがたくさんあったことに気がついた。

 

子供時代はあまりいい思い出がないんだけど、その当時はまってやっていた事で楽しい記憶が蘇って、つらい事が多かったけど、その中でも自分は自分の楽しさを知ってたし、自分の機嫌を取れてたんだ、という認識をはっきり持つことができた。

 

それがわかったとたん過去の自分から解放されたような気がした。

 

原田マハの常設展示室を読んだ時に、自分もお気に入りの絵画やアーティストがいるといいなと思った。

 

趣味の話から自分の気づきを得たときに、社会人3年目の時にフランスに一人旅行ったことを思い出した。

 

そうそう、オルセー美術館に一日中入り浸ってたとか、なんだか、読んだ本の登場人物と同じようなことしてたわとか思い出したり。20年近く前のことだからすっかり忘れてた。

 

自分がすっかり忘れていただけで自分を豊かにする術を手に入れていたので、今後もまたさらに楽しいことを見つけたい、と思ったのでした。

最近読んでよかった本(恩田陸、原田マハ)

最近読んでよかった本の感想を記録。

 

読書サイコー

 

前回の記事。

autumnblouverd.hateblo.jp

 

木曜組曲 恩田陸

 

 

過去に恩田陸の本を読んだことがある。結末がはっきりしてなくて自分の好みじゃなかったので、選ぶ対象にすら入らなかった。偶然、ネットで読んだ人の感想が流れてきて、あらすじ読んだら面白そうだったので読んでみた。

 

結末のスッキリしない感じは相変わらず好きになれないなと思いつつも、ストーリの中で語られるセリフにまさに自分のこと言われてるんじゃないかと、ドキッとする部分があって、その部分を読んだだけでも価値があったと感じた。

 

以下引用:

彼女は他者と自分を常に対峙させて観察していたことである。つかさの場合、『彼女は林檎が好きで、あたしは葡萄が好きだ』だが、尚美の場合は『彼女は林檎が好きだけど、あたしは林檎じゃなくて、葡萄が好きだ』なのだ。

木曜組曲p82)※赤字部分は文字の横に傍点あり。

 

blogを書くようになって、文章を書いていると接続が「~けど」になっているのに気が付いた。変だな、なんで「けど」という言い回しが多いんだろうとず~〜っと思っていて上記の引用を読んで納得。自分と世界の間に壁を気づいているんだと気づいた。

 

原因は母親の言動だろうなと。こうるさく子供のいう事にいちいちつっこみいれる人だったので、母親の言う小言から身を守る防御になっていたのかもしれないと思った。

 

というのをこの本で解明できてちょっとすっきりしたのであった。

 

異邦人(いりびと) 原田マハ

 

 

夏ごろに気になっていたのだけど、どうも読む気力がわかなくて積読にしたいた本。やっとこのと読み始めたら、めちゃくちゃスリルショックサスペンスで京都を舞台とした芸術に取りつかれた人たちの欲望うごめく話しで面白かった。

 

2011年の大震災直後が舞台で、そういえば自粛モードで陰惨とした雰囲気だったなと読みながら思い出していた。ただ、当時猛烈に忙しくて地震があっても翌週から普通に仕事、残業だったので、世間の放射能汚染に関する阿鼻叫喚な様子は、そんなだったの?っていう驚きがあった。

 

ストーリーは京都を舞台に、芸術の先見性がある妊婦が東京から単身滞在することではじまって、夫の実家が経営する画廊が絵画売却代金をパートナーに持ち逃げされるところから転落が始まる。

 

夫の会社の経営に続き、主人公の家族の経営も震災の影響で悪化しつつあって、経営する美術館の金策に走る駆け引きが行われる東京と京都の季節による風情や文化や画壇の内情なんかも丁寧に対比されたようにえがかれていて読み応えあり。

 

印象的だったのは、主人公の美に対するすさまじい執着。こんな人いるの?と思ったし、お高いお気に入りの絵画を速攻買うなんてありえないな~とか思ってた。でも、アートに限らず1つの物やことに価値を見出す時ってすごいエネルギーで手に入れること確かにあるかも~と思ったり。強めの衝動買いってことか、とちょっと納得。

 

金策に走り始めた夫と義理の母のやばい策略とか、主人公に内緒で美術館の閉鎖決めちゃうとか、みんな必死な様相で、家族の関係性が崩壊していくなか、主人公の持つ先見性や出生の秘密なんかであっと大逆転する様はみてて面白かった。

 

読後にその後の登場人物たちの結末を予想するのことはよくあるんだけど、この本は自分にとってとても強烈な印象にのこったのか、余韻がすごかった。

 

常設展示室 原田マハ

原田マハの本をもう一冊読んでみようと思って手に取る。6つの短編が収録されていて、タイトルはすべて絵画のタイトルになってる。登場人物たちは、親の介護や病気などなど悩みを抱えていて、気になっている絵画をみることで、癒されたり決断したりと前に進めていくようなストーリー。

 

絵画の描写もすてきだし、絵画が何かしらの影響を与えるってことがあるんだなと思った。

 

この2冊の本を読んだことと実生活で気が付いたことなどが重なり美術展に行ってきました。

 

続く。

 

 

最近みてよかったドラマ

ここ最近見たり読んだりしたものでよかったものがたくさんあったので、その感想を記録。

 

こたつでテレビさいこ~!

 

BARレモンハート

路地裏にあるバーに訪れる客とマスターとのやりとりで進むお話。1話は20分程度。短いように思うけど、起承転結のあるストーリー(お客の悩みに対して、お酒のできた背景や込められた意味で問題解決的な流れ)で、お酒の蘊蓄は知れるし、バーでのマナー的な部分も知識となって、何度見てても飽きない。

 

しかも、往年の俳優さんが結構でていて懐かしいし、ウィスキー飲んでる姿とか激シブで大人の世界を見ているよう。ドラマ上に出てくるお酒が本物の銘柄なのでバーに行ったらこれ探してみよ~とか、自分の生活に入ってくるのもイイ。(田舎なのでバーなんていく機会めったにないけどね)

 

バーのマスター役が中村梅雀さんで2時間ドラマでおなじみの人でした。

 

梅雀さんて2時間ドラマのシリーズが結構あって、若いころ、なんでこの人が主役なんだろう?と思ってて。はげてるし、オーラがなさそうなフツーのおじさんで、何の特徴もないやんか、と。

 

このドラマを見て、その考えは撤回しました。というのも、無味無臭に見えるところがストーリーの邪魔をしないし、見てる側をストーリーに没入させるんだと感じました。あとバーのマスターの年齢的に、落ち着きがにじみでる優しいおじさんというのがこの人が役にピッタリなんだと思った。(調べたら結構苦労人でもあった)

 

どうやら原作はマンガらしく37巻まである。全部は買えないので、いくつか買ってみたい。

 

まどろみバーメイド

これまたバーを舞台にしたドラマ。主人公は女性。BARレモンハートと同様なストーリーの流れ。ただこっちは、カクテルが多いのと、屋台でBARをやっている。

 

蒸留酒は飲めないので、飲むならこっちのドラマが参考になりそう。カクテルの作り方やお酒のレシピなんかもドラマの邪魔にならないかんじでさっとテロップで紹介されていたりで、カクテル作ってみたいな~。

 

これもマンガが原作で2冊買ってみました。青年誌掲載だからか、ドラマよりもちょっとお色気要素があり。そういうの必要ない人はドラマを見るといいかも。作画のカラーがきれいなので、アニメで見てみたい気がする。

 

マンガも15巻まででてるからシーズン2やってくれたら見るなー。

 

ながたんと青と

1950年代の京都の料亭を舞台にしたストーリー。料亭を再建するために30代の女性主人公が再建に手を貸してくれるホテル経営者の19歳の息子と結婚して始まる。

 

なんだか朝ドラみたいだなーと思ったら本当にその通りで。料亭の再建のため困難に立ち向かいながら、形だけの夫婦から本物の夫婦になる様が丁寧にえがかれてて、胸キュンポイント高めだった。

 

戸田恵子がアクの強いおばさん熱演してたり、床嶋佳子がしっとりした女将さんでわきを固める出演者も全員よかった。ただ京都弁の話し方ってこんな間延びした話し方だっけ?赤い霊柩車を見まくっている私にとってはなんだかしっくりこない話し方で少し違和感を覚えた。

 

これもマンガ原作でドラマ見る前からタイトルは知っていて。タイトルが意味不明だったので、食わず嫌いをしてしまっていたー!反省!

 

ひさびさにブログ書いたら長くなった。読んだ本は次回。

【顎関節症】アゴの痛みを取るためにやったこと

毎朝起きた瞬間からアゴが痛いです。

顎をマッサージする毎日。

 

先月あたりから特にひどくなってきて、毎日毎日ツラ〜となったので病院行ってきました。

 

睡眠中と日中の食いしばりが酷そうだという話になりました。日中の食いしばりは数年前に気が付いて、歯を離すのを意識するようになったのになんでだろうかと疑問が浮上。

 

その答えはピラティスでヒントを得ました。

 

あごを引きすぎていて何かにつけて首の位置の修正が入ることがあったんだけど(特にブリッジの時)、日中の食いしばりもあごを引きすぎた状態だったのではと思いいたりました。

 

そのことに気が付いて、あえて?あごを出すイメージで過ごしていくとアゴの痛みが弱くなってきました。

 

いくつか気になっていた動作も思い出して気を付けていくと、あごの疲れが格段に減ったので感動した。

 

やったこと

1.顎を引きすぎていたので、アゴを上げるイメージで日々過ごした

2.顎を大きく開ける練習をする

3.食事するときの噛む力が強すぎると感じたので、噛む力を半分くらいにしてみた。

 

2は病院の先生に、慢性期の顎関節はあごを開く練習するといいと言われたので。(ちなみに、口をあけると3.4センチしか開かない。通常だと、3.8~4センチくらいあくらしい!まじか!)

 

3はご飯を噛んで食べるという意識から、めちゃくちゃガチッとかみしめていると思って。

 

上下の歯があたったら離す、小刻みに上下の歯をあてるように食べてたら、ごはんが砕けて細かくなっていったことに驚いた。

 

しかも、噛み合わせの問題だと思っていたクチャクチャ食べる嫌な癖は、小刻みで食べる方法にしたら音が減った気がする。

 

どうも思った以上に、歯やアゴに力入れて過ごしていたみたいだと気が付きました。

 

痛みの減った後に、睡眠中の食いしばり解消するためにニトリの高さの調節できるまくらを買った。

 

使ってみたら睡眠中の食いしばりも減ったようで、とてもよかった。

 

ただ、また別の問題(ねちがえ)が勃発したので、睡眠中の食いしばりについてはまだまだ格闘しなければならない。

 

時計の電池交換て自分でできるんだ

時計はスマホがあるからあまりつけないんですけど、旅行ではつけていきます。

 

時計も特にこだわりもなく、チープカシオ?チープセイコー?の安い時計。

 

ひさびさに時計を使おうと思ったら電池切れ。電池交換を依頼したら、2200円だった。

 

デフレ真っ只中の若い頃は980円くらいでやってもらってた記憶があるので随分高くなったなあなんて思ってお支払いしました。

 

たしか1000円ちょいで買った時計なのに、電池交換の方が高い!めちゃ損した気分。今の時代には適正価格なんだろうけど。

 

時計は2本あって、片方だけ交換依頼してもう片方は自分でやってみよ、と思いトライしてみました。

 

電池は650円。

時計の裏蓋は極細ドライバーを持っていたので(メガネの調整を昔やった記憶あり)それであけて電池交換終了。

 

時間にして5分。

 

2000円の出費は痛かったけど電池交換を自分でできたので満足しました。

新紙幣1000円札ゲット

新紙幣が発行されたニュースを知ってから、自分の手元にくるのはいつだろうかと楽しみにしていました。

 

最近はもっぱらキャッシュレス決済を使っていたので、なるべく現金を使ってみた。

 

そんななか先日ついに新紙幣の1000円札をゲット。

 

1万円札での支払いでお釣りに新渡戸稲造(5千円)にまぎれこんでいた、柴三郎。

 

数字の1000表記がインターネットで表示されるようなフォントになっていて人物、背景画とフォントのギャップがなめかわしい。裏の富嶽三十六景の描写がかっこいい。

 

五千円と一万円札はまだ出会えてない。

 

さていつになるか。

楽しみ。

 

【ホカオネオネ】普段履きのベストはどれか確認した

HOKAONEONEのclifton9履きまくっていて感じた違和感から別のモデル買うことを検討した話。

 

スニーカーほしー

 

春頃にhokaoneoneのclifton9を買いまして色も履き心地も気に入っています。

 

autumnblouverd.hateblo.jp

 

ところが、長距離歩いているときのかすかな違和感がはっきりとした違和感として芽生えたので、別のモデルを試してみることにしました。

 

違和感というのは、足の裏が痛くなること。とくにかかのあたり。

 

疲れてくると足の運びが鈍くなるのに、クッションのおかげか前に進む推進力がおとろえないせいで、足だけ前に進んでしまい、それにブレーキをかけようと無意識にかかとで強く踏ん張っているのかもしれないと思いました。まーあとは、反り腰やらいろいろな要因はあるんですけどそこは割愛。

 

前の記事の終わりに書いていたことがこの痛みにつながるとは思わず。予感が現実になった瞬間を目の当たりにしたいい体験をした。

 

再度hokaoneoneのサイトを眺め、「シューズファインダー」でどのシューズが合っているか確認しました。

 

質問にいくつか答えると、自分の足に合っている他のモデルを教えてくれるという代物。

 

https://www.hoka.com/jp/hoka-shoe-finder.html

 

結果はbondi8、clifton9、arahi7の3つがでました。

 

用途を聞かれる質問があり、いくつか回答のパターンを変えてみると結果が少し変わりました。何回か繰り返し質問に答えて出した平均値としてまとめたのが↑のもの。

 

結果からシューズの商品サイトに飛べるようになっています。ここで結果が出てきたシューズを横並びにして比較することができないので、別タブで1個ずつ開いて確認しました。めんどくせー。

 

まとめると安定性、クッション性はこんな感じ

英語になってるのは文字変換が面倒だったので。

実際のサイトにはに日本語で書かれてますよ。

name stability cussion
bondi8 neutral soft
arahi7 neutral moderate
clifton9 stable moderate
transport neutral moderate

 

 

transportは何回かやったうちの結果に入っていたので表にいれました。デザインは一番好み。clifton9のクッション性が「適度」とあるが、あれが適度なの!?という感じ。

 

おすすめに出てきたbondi8はどんだけふかふかなんだろう、clifton9履いてふらふらなのに、お勧めに出てきたということはどういうことなんだろうと疑問だらけになりました。

 

画像と商品情報だけではらちがあかんので、店舗に行って確認してみることに。

 

ちなみに、

また口コミを探したらやっぱり口コミがない。スニーカー系の記事でおすすめとして紹介されているけど、日常的に使っている人の口コミが読みたいんだよねぇ。。かろうじてウォーキング好きのじーさんが口コミしているのをみるのみ。

 

行った先は六本木ヒルズ

 

店員さんに試着したいと申し出てサイズのものを出してもらいました。

試しに履いた感触はこちら(表が理想とした表示サイズにならないので修正するかも)

 

name stability cussion 感触
bondi8 neutral soft Cよりかたい
arahi7 neutral moderate カチコチ
clifton9 stable moderate やわやわ
transport neutral moderate

 

arahi7

履いた瞬間、コンクリの上に立ってます?っていう感覚になりました。それくらい固い。厚底でない普通のnewbalance履いているときに感じるような硬さ。自分の足的にはこれは無理だなと思いました。

 

bondi8

履いたときにclifton9よりかたく感じる。ただし、底つき感はなくて適度な柔軟性もある感じで体がぐらぐらしない。靴を上から見ると横幅が広い。たぶんこれがグラグラしない理由なんだと思う。(あとで写真貼り付け予定)

 

そして、clifton9と比べて前進するための反り返りが少ないので、疲れたときの歩行にも体がついていきそうな予感がしました。

 

シューズの中で一番厚底なのでふわふわかと思いきや3つ試し履きした中で一番丁度よい感じ。店員さんと話していても、他のスニーカーと比べて「疲れ方が違う」とのことでした。

 

試し履きの結果、普段履きのベストはbondi8になりました。

 

これまたすぐに買いたいのだけど、定価が2.5万と高額~・・・と思って公式サイト見たらセールやっているみたいなので購入に気持ちがぐらついてます。

 

購入したらまた更新する予定。