ここ最近見たり読んだりしたものでよかったものがたくさんあったので、その感想を記録。
路地裏にあるバーに訪れる客とマスターとのやりとりで進むお話。1話は20分程度。短いように思うけど、起承転結のあるストーリー(お客の悩みに対して、お酒のできた背景や込められた意味で問題解決的な流れ)で、お酒の蘊蓄は知れるし、バーでのマナー的な部分も知識となって、何度見てても飽きない。
しかも、往年の俳優さんが結構でていて懐かしいし、ウィスキー飲んでる姿とか激シブで大人の世界を見ているよう。ドラマ上に出てくるお酒が本物の銘柄なのでバーに行ったらこれ探してみよ~とか、自分の生活に入ってくるのもイイ。(田舎なのでバーなんていく機会めったにないけどね)
バーのマスター役が中村梅雀さんで2時間ドラマでおなじみの人でした。
梅雀さんて2時間ドラマのシリーズが結構あって、若いころ、なんでこの人が主役なんだろう?と思ってて。はげてるし、オーラがなさそうなフツーのおじさんで、何の特徴もないやんか、と。
このドラマを見て、その考えは撤回しました。というのも、無味無臭に見えるところがストーリーの邪魔をしないし、見てる側をストーリーに没入させるんだと感じました。あとバーのマスターの年齢的に、落ち着きがにじみでる優しいおじさんというのがこの人が役にピッタリなんだと思った。(調べたら結構苦労人でもあった)
どうやら原作はマンガらしく37巻まである。全部は買えないので、いくつか買ってみたい。
まどろみバーメイド
これまたバーを舞台にしたドラマ。主人公は女性。BARレモンハートと同様なストーリーの流れ。ただこっちは、カクテルが多いのと、屋台でBARをやっている。
蒸留酒は飲めないので、飲むならこっちのドラマが参考になりそう。カクテルの作り方やお酒のレシピなんかもドラマの邪魔にならないかんじでさっとテロップで紹介されていたりで、カクテル作ってみたいな~。
これもマンガが原作で2冊買ってみました。青年誌掲載だからか、ドラマよりもちょっとお色気要素があり。そういうの必要ない人はドラマを見るといいかも。作画のカラーがきれいなので、アニメで見てみたい気がする。
マンガも15巻まででてるからシーズン2やってくれたら見るなー。
ながたんと青と
1950年代の京都の料亭を舞台にしたストーリー。料亭を再建するために30代の女性主人公が再建に手を貸してくれるホテル経営者の19歳の息子と結婚して始まる。
なんだか朝ドラみたいだなーと思ったら本当にその通りで。料亭の再建のため困難に立ち向かいながら、形だけの夫婦から本物の夫婦になる様が丁寧にえがかれてて、胸キュンポイント高めだった。
戸田恵子がアクの強いおばさん熱演してたり、床嶋佳子がしっとりした女将さんでわきを固める出演者も全員よかった。ただ京都弁の話し方ってこんな間延びした話し方だっけ?赤い霊柩車を見まくっている私にとってはなんだかしっくりこない話し方で少し違和感を覚えた。
これもマンガ原作でドラマ見る前からタイトルは知っていて。タイトルが意味不明だったので、食わず嫌いをしてしまっていたー!反省!
ひさびさにブログ書いたら長くなった。読んだ本は次回。