塵のつもった日常

日記+健康+漫画+勉強

最近読んでいるミステリ小説

去年から読書にはまり、

読む頻度はゆっくりになったけど、

相変わらず読んでいます。

 

松本清張にはまり、

ぎっちぎちに緻密な文の読み疲れからか、

あっさり仕上げのミステリが読みたいと思い、

山村美沙の本を読むようになりました。

 

松本清張と比べて、文章がかなり軽快。

 

今読んでいるやつ

京都・十二単衣殺人事件【電子書籍】[ 山村美紗 ]

 

山村美紗の小説の魅力

キャサリン(主人公)が無敵の人で、

ぐいぐい事件を調べ上げて、

はい、解決しました~

って文章でいうと

5行くらいで終わっちゃいそうな簡潔さ。

 

しかも、小説の中で詳細に、

調査対象とのやりとりが語られず、

キャサリン独白で、こんな調査したの~

っていう、後出しが多くて、

読者とイチロー(キャサリンの恋人)が

置いてきぼりになる感じがまた面白いです。

 

そうは言いながら、

容疑者リストや密室の構図など提示されるので、

読み手も犯人やトリックを考えられるようになってるのがいい。

 

残念な点

本の内容には満足なんだけど、

本屋で取り扱いがないのが残念。

 

古本屋さんでも取り扱いがほとんどない。

関西の本屋に行けば売ってるのかな?

 

10年もしたら、

誰か読む人いるんかなぁ・・・と

ちょっと心配になりました。

私は読むけどね。

 

余談

2時間ドラマの赤い霊柩車シリーズも大好き。

高校生の頃から見ていて、かなり変わった女子高生でした。

BSフジで再放送しているのは、毎回録画してみてます。

最新作でないかな?

 

ドラマ版のキャサリンシリーズは流し見くらいで、

かたせ梨乃がなんで金髪のカツラだったのかが

本を読んでやっとわかりました。